Staff Talk ep.4 深くて面白いコーヒーの世界!!

8月ももう終わりに近づいてきました。まだまだ残暑は続きそうですね。

さて今回の特集は「staff talk -話そう、暮らしのこと-」の、第4回目です。

こちらのコーナーでは、source store本店の運営スタッフ同士が暮らしにまつわるエピソードを毎回メンバーとテーマを変え、フリートークしています。

今回はこちらの2人のトークです。

source store本店では4月から、テイクアウトコーヒーを始めました。主としてカウンターに立ちお客様へのコーヒーをご提供させていただいているこちらの2人は、根っからのコーヒー好き。コーヒーが好きになったきっかけや、普段どのように嗜んでいるのかなどを語ってもらいました。

【以下 shinobun=S / こま=K】


コーヒーとの出会い

S:カフェとかコーヒーが好きになったきっかけってなんでしたか?

K:実は大学生になるまではコーヒー飲めなかったんです。でも大学で内装やレイアウトのことを研究している当時、韓国系オーガニック系カフェが一気に流行り始めたのですが、それぞれのお店のコンセプトに合った内装や作りに興味が湧いたんです。

S:私の学生の時もカフェブームありました。当時は全盛期?だったのかな。学生仲間でご飯を食べに行く場所といえばカフェ。講義の合間に行くのもカフェ。徐々に純喫茶ブームがきて、レトロな雰囲気をみんなが好むようになってきた時期もあったり。私は韓国風カフェを知ったのは最近なんだけど、何を持って韓国風っていうのかな。無機質な感じの内装とか?

K:そうです。壁や床、インテリアのカラーは基本シンプルに黒と白とグレー。天井は配線剥き出しで、居抜きの物件であればその味を引き継いだ感じがカッコいいんです。純喫茶については今わざわざ純喫茶風を作り出そうとするお店が増えたぐらいなので、まだまだブーム続きそう。ノスタルジックな雰囲気がグッとくるんですよね。

S:私のコーヒーとの出会いは、元々喫茶店で働いていた父が自宅でもコーヒーを淹れていたのでその影響が大きいです。父は色んなところからコーヒー豆を取り寄せたり、器具も揃えていました。コーヒーを飲み始めたのは高校生からで、その時はまだ砂糖と粉末クリームを入れて飲んでました。

で、大学時代にカフェ巡りが趣味になって、お店のインテリア、コーヒーの器具、ディスプレイの小物にも興味が湧いたんです。雑貨やカトラリーまで気になったものは全て調べて、自分でも少しずつお気に入りを集めるようになりました。


どんなコーヒーが好き?


S:どちらかというと酸味のあるものは苦手なので、基本はコクのある深煎りが好きなんですが、日によって浅煎りが飲みたくなる日もありますね。

K:最初コーヒーが飲めなかった私は、カフェラテから飲み始めて、そのうちにコーヒーには酸味や苦味などの違いがあることを知って、最近では私も苦味のある深煎りを好んで飲んでいます。

S:初めて行くお店ではとりあえずブレンドを頼みます。自分の好みに合わせて淹れてくれるお店もあるんですよね。すごく濃いコーヒーとお湯が出てきて、お好みの濃さに調整して飲めるお店もあって印象的だった。

K:水出しコーヒー飲んだことありますか?最近ハマってるんです。さっぱりしてて美味しいんですよ。

S:お湯じゃなくて水で入れるってこと?

K:フィルター付きのボトルに粉を淹れて、水を入れて冷蔵庫で一晩置くんです。

S:麦茶を水出しするのと一緒か!

K:そうです!普通のアイスコーヒーとはまたちょっと違う旨味があって後味もスッキリしてるし、時間が経ってもあまり味の変化がないのが良いんです。暑い日はぜひ試して欲しいです。


カフェの見つけ方。探し方

S:こまさん色んなお店知ってて、しかも詳しいよね。

K:行けもしないようなところとかも、どんどん深掘りして調べちゃうことあります(笑)

S:どうやって探し出すの?

K:インスタグラムからの情報が多いです!好きなお店のアカウントからの繋がりで、系統が同じようなお店がどんどん出てくるんですよね。カフェ以外のお店もチェックします。

S:私は足で稼ぐタイプ(笑)。趣味や価値観の合う身近な人たちから直接聞き出します。例えば旅行先では有名な飲食店はほぼ必ず行くんですが、そのほか家具やインテリア、セレクトショップに出向いた時にそこの店員さんから、地元で愛されているコーヒー屋さんやおすすめのお店を聞き出しちゃいます。

K:じゃあ私たちは割と情報収集の仕方が真逆ですね!ネットか、人づてか。

S:波長が合う人は直感でわかるので、そういう人から聞くお店は大体当たります。


自宅でのコーヒー時間

自家製レモンシロップ

こまさんのおうちカフェ

K:同居人もコーヒーが好きなので自宅で淹れてもらってます。私はおうちカフェみたいなこともしたくて、コーヒーに合うお菓子を作ってお気に入りのお皿で食べたり。最近はレモンシロップを作るのにハマっているので、新調したグラスに入れて写真を撮ったりして、休日はゆっくり過ごしてます。あと夕飯が終わって食後のコーヒーを楽しんでます。

S:朝は飲まないの?

K:朝は時間が無くてご飯を食べられないので、たまに水出しコーヒーを飲むことはありますが、基本的に水を飲むようにしています。

S:朝一のコーヒーはその刺激で胃がびっくりしちゃうとも言うもんね。でも私はやっぱり朝はコーヒーから始めたいので、目が覚めたらまずお湯沸かしてコーヒー淹れて1杯飲んで。それから身支度、朝ご飯・お弁当作りをして、一通り家事が終わったらもう1杯飲みます。休みの日なんてトータル4~5杯は飲んでますね。

朝のひと時

K:飲み過ぎじゃないですか!?(笑)ちなみに朝ごはんは何食べてます?

S:パンとヨーグルトとか、プリンとか(笑)。たまにフルーツとかも食べます。私は5時起きの朝方人間なので、お腹空いちゃうんですよねー。


source storeのコーヒー

S:source store本店では4月から、テイクアウトコーヒーを始めました。こまさんやってみていかがですか?

K:もっと多くの方に知っていただきたいですね!お店の前を通りかかる方にもご来店のきっかけになるように看板も作って、天気の良い日はお店のデッキでも召し上がっていただけるように準備させていただいています。

S:外でのコーヒーも、なかなか良い雰囲気ですよね。

K:今はまだ暑さが厳しいので、もう少し涼しくなった頃に改めてご案内させていただきたいですね。

看板が目印

S:お代金をいただいて身近な人以外にコーヒーを淹れることは個人的には初めてのことで、とても新鮮で良い体験をさせていただいているなと思います。自分の手で淹れたものをご提供して喜んでくださることは、家具をご成約いただいた時とはまた違った感動がありますよね。

K:普段家族や友人をもてなす際にコーヒーを淹れるのもそれはそれで幸せな時間なんですが、初めてお会いする方に美味しいと仰っていただけると心から嬉しいですよね。

S:プライベートでどこかお店に入っても、今となっては提供側に立つスタッフさんの方を見ちゃいます。素敵だなと思った所作や手法など参考にしています。

カフェも始めたばかりで軌道に乗るまではまだまだこれからなんですが、コーヒーは調べれば調べるほど奥深いですね。時間が経てば経つほど味が変わったり、味について追求すれば果てしないというか…とにかくコーヒーの世界は深くて面白いです。


source storeでのカフェ事業を始めるにあたり、豆の選定から器具、焼き菓子まで、その分野で活躍されているプロの方々からのアドバイスをいただきながら学んできた分、また一段とコーヒーへの関心が深まったという2人。

コーヒーやお茶を飲み、1人で、あるいは大切な人と過ごす時間というのはとても贅沢な時間ですよね。source store本店では、その場でしか味わえない特別な時間を過ごしていただきたい気持ちでお客様をお迎えしております。

どうぞお気軽にご来店ください。

source store

家具ブランド「source」のコンセプトストア。 家具のほか、食器やタオル、 クッションカバーなどの雑貨や 1点ものの国内作家の作品など 親しみやすいスタイリングで 暮らしのあらゆるシーンをご提案いたします。